#29 [交通ルール]
当然、国ごとに交通ルールは違う。
ある程度の人はご存知の通り、基本、韓国は左ハンドルの右車線、日本は右ハンドルの左車線だ。
今は慣れて特に何も感じないが、最初はムズムズしたものだ。
そしてとにかく韓国の人はスピードを出す。
流石"早く早く精神"だ。
バスだろうがタクシーだろうがジェットコースターに乗っているようだ。
日本に比べて交通事故が多いのもその為だろう。
面白いと思ったのは韓国にはUターン専用車線がある事だ。
韓国は日本に比べてバス停が歩道側ではなく真ん中にあったり、柵があったりして、簡単に左折が出来ない。
反対側の車線に行きたい場合はUターン専用車線を使うのだ。
つまりUターン専用車線出ない場所でUターンをすると交通違反になる。
又、韓国では信号が青でも気をつけなければいけない。
何故なら青であっても左折は矢印が出ている時だけだからだ。
逆に赤であっても韓国では横切る歩行者信号が赤であれば車は右折可能なのだ。
まだまだ交通ルールの違いはあるが、とにかく私には複雑で到底、韓国で運転は出来ないだろう。
韓国ではクラクションもかなり多いと感じる。
旅行で日本に来た韓国の友人が東京でさえ街が静かだと言うくらいだ。
確かに韓国は一日中そこかしこでクラクションが鳴り響く。
日本なら本当に危ない時、道を譲ってもらった時、知り合いを発見して気付いて欲しい時くらいだろう。
おそらく一年でクラクションを聴く日は手で数えられるくらいか。
逆に韓国では100%365日だ。
"自分の身は自分で守る"は当然、日本も韓国も同じだが、韓国は歩行者優先でも無く、残念ながら歩行者も自動車も少々自分優先な気がしてならない。
緊急車両も通してもらえない姿を見ると心が痛む。
他人の命ならどうでもいいのだろうか。
この点に関しては日本はサイレンが聞こえたら、一斉に路肩に寄せて停車し、道を開け緊急車両が通り過ぎるのを待つ。
旅行に来てた友人は映画のワンシーンを見ているようだと感動していた。
日本人の私でさえ、涙が出そうになる時がある。
日本だろうが韓国だろうが、思いやりを持って安全運転を心掛けて欲しいものだ。