[ASIABIGNEWS 星山壮鎬 記者]
KBS2 TV小説ドラマ「その女の海」のOST収録曲「今でも私は」の主人公に抜擢された女性シンガーココロは日本のオーディション番組「OL Singer」のTOP10出身であり、2016年に大韓民国文化芸能大賞インターナショナルアワーズで受賞者に選ばれ関心を集めた。
ココロのドラマOSTの歌唱は日本のオーディション番組出身という事も事実だが、何より完璧な韓国語の発音が歴代海外アーティストが歌う韓国の歌の中で断然に最高と言うほど情熱と努力が際立つ。
ココロの"今でも私は"は去って行った昔の彼を変わらず恋しく悲しい内容を胸が苦しく詩的に描いた歌だ。
叙情的な旋律と悲しみの感性をピアノ演奏を基にアナログした編曲で曲の雰囲気を感性的に導く。
"今日も起きて呆然と携帯を見つめ / もしかしたらと貴方のメッセージを確認する私は / 冷たく背を向ける貴方の姿は未だに鮮明で......貴方の話し方、貴方の表情、とても恋しくて / 辛かった別れも私には大切で / 貴方を忘れようと努力しても / 再びまた貴方に戻っていく私" で表現した歌詞が悲しみの深さを伝えている。
"今でも私は 今でも私は 貴方を離せないのに / 貴方の香りも 貴方の眼差しも私には残ってるのに" という繰り返しに至りココロの哀切なボイスと胸の痛むドラマの内容が調和して、劇的な緊張が彷彿しているようだ。
この曲はスチルハート、SS301ホ・ヨンセン、NORAZO等のドラマOST曲を書いたBadbossとシアジュンス、チョン・ドンハをはじめ、ドラマ"吹けよ、ミプン(原題)" "相続者たち" "本当に良い時代" OSTを作業したKAIGER、そしてシンガーソングライターのチョン・ヨンドが共同で作詞、作曲、編曲に参加した末、作られた。
OST制作者プラスメディア側は"日本の歌手として韓国ドラマのOSTを完璧にこなす程、韓国語駆使に長けたココロの努力にレコーディング関係者たちも驚きを隠せなかった"と明かした。